イジャーラ(ijara)は物品等資産の賃貸契約です。通常の「リース契約」とほぼ同じです。

イージャラは「リース契約」

物品の所有者である貸手(レッサー)が、当該物品の借手(レッシー)に、契約のリース期間、使用・収益する権利を与えます。借手は、合意された使用料(リース料)を貸手に支払う取引です。
イジャーラは、「アラビア語でリース契約の意味」と言ってもいいほどです。
ただし、リース契約との違いは、「支払い遅延が起きた時に罰則金利を課してはならない」ということです。イスラムでは利子が禁止されているためです。この点はリース契約と異なる点です。

住宅ローンはイージャラが主流

住宅ローンの多くは、このイジャーラ契約を用いるのがイスラーム金融では普通です。
イスラーム銀行が住宅を購入し、それをローンの借り手に「住宅賃貸料」と「住宅購入代金」を支払ってもらう方法です。購入代金の支払いが進むと同時に、徐々に「住宅の所有権」が借り手に譲渡されます。
イジャーラで行われる住宅ローンは、「賃貸契約」と「割賦販売契約」を組み合わせた契約だといえます。